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かわみなみ の日々の雑感群
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  祭が終わりました 2010年07月12日(月)23:39 雑記感想趣味サッカー
は〜……、祭が終わりました。
本当に楽しかった。

決勝はとても流れが読みにくく、最後までどっちが勝つか謎でした。占いタコのパウル君の託宣はともかく、今どっちが主導権を握っているか、よく分からないでずっとハラハラして観ていました。
スペイン、ボール持っているよね、でもゴール前を割れないよね。オランダもいつもの速さの前に何か用心深くいきすぎ? それとも最後に丁寧さがちょっと無い? と分かりにくかったのです。
やあっぱロッベンは怖い。あっと言う間に裏をとってゴール前に行きますよ。凄いわこの人。守備、気を抜くと酷い目に遭います。
絶対的なこれは1点もの、というロッベンのシュートをよくカシージャスは止めたなあと思いました。
そして決定的な場面をいくつか潰しながら延長へ。またも私は「PKは嫌〜、PKは〜」と呪文のように唱えていました。
あ、それはいけないよデ・ヨング。シャビ・アロンソのお腹にマトモに蹴りを入れちゃって、退場にならなかったのが不思議なくらいですが、これでPK戦でオランダが勝ったりしたらモメるぞ〜と心配でした。
スペインが延長の後半に先制した時もまだ試合がどうなるか分かりませんでしたが、流石だイニエスタ。恐ろしい白いキューピーです。こういう時に必ず活躍する!

わぁあ!カッシー(スペインGKカシージャスのこと。別に彼の愛称とかではなく勝手に私がそう呼んでいるだけです)もう泣き始めたよ。「泣くの早い、まだ早いって〜」と思っていました。カッシーはよく優勝前とかに勝利を確信すると色々こみ上げて来るのでしょう、号泣し始めたりするのですが、相手はオランダでまだ1点差です。
タイムアップになった時は、ふわ〜(観てるこっちも)大変だった、でもよくやったよとホッとするやら、喜ばしいやら、敗れたオランダも好きなだけに選手の顔を見ると寂しい気持ちになったり色々で忙しかったです。
だけどやっぱり、面白かったです。今大会、本当に楽しかった。ありがとう。

今回、南米は途中で敗退していったのですが、魅力的なチームは多く、楽しめました。
ウルグアイ、素晴らしい。本当にいいチームです。粘りと更に攻撃に行くぞという姿勢。応援していました。大会MVPがフォルランになったのはおそらくどなたも納得でしょう。
しぶとく相手を舐めずに堅い守りで見せたパラグアイ、日本にとっては怖かったけどいつも内容が良かったです。
そして積極的に攻撃に行っていたチリも魅力的ないいチームでした。諦めず次々にゴールを狙う姿は地震の被災者を最も元気付けたと思います。

ブラジルはポルトガル戦までは流石だと思っていたけど、オランダ戦の後半は集中力が抜けてしまったというか、あの結果は予想していませんでした。

そして私はアルゼンチンが好きなので余計にそう思うのかもしれませんが、監督が残念すぎました。
マラドーナには戦術的な展望が見えず、選手の力頼みで、自分の言うことを聞く選手を好き勝手に使っているとしか私には思えませんでした。
何だあの中盤のバランスの悪さ。守備の不安定さ。選手はいるのにマラドーナは選ばない。だからカンビアッソとか選べって言ったじゃん、私が〜。
マラドーナが国民にいかに愛されているかはあらためて分かりましたが、チームマスコット以上の意味をマラドーナには感じません。
ドイツ戦で負けが濃厚な時間帯に祈るマラドーナを観ましたが、一服盛る奴は神に祈ってもダメなんだよ、とTVのマラドーナに言いました。
何の話かと言うと、「マラドーナ、睡眠薬、90年、ブラジル」等のキーワードで検索すると出てくる話ですが、マラドーナ自身が、90年W杯ブラジル戦で試合中に対戦相手のサイドバックのブランコ選手に睡眠薬入りの水が入った吸水ボトルを渡したのです。これは後年マラドーナ自身が事実だと認めています。
それまではマラドーナもマフィアに接近されたり大変な人生を送ってきたと私も思ってはいたものの、一服盛った時点で彼には完全に失望してしまいました。
そのキャラクターを面白がるのは今回だけでいいです。これ以上は全くシャレにならない、もう栄光を手にするに値しない奴はアルゼンチンの為に早く監督更迭して欲しいです。

それにしても残念だったのは3,4位決定戦を地上波でやらなかった事です。
視聴者の興味も薄いと判断したのでしょうか? しかし3,4位決定戦には今まで数々の名勝負があるのに。この試合は美しいプレーの宝庫なのに。
ここまで来たらグループリーグと違って、もう力をセーブすることもありません。ならば最後の試合は全力を尽くして勝ち、勝負を楽しもうとします。
優勝でなければ3位も4位も同じとかは考えません。モチベーションが落ちてるとか思うのは素人、そして敗者の感覚です。
私は選手じゃないけど、プロの意識、プロがどう思うのかは分かります。
プロなら去る前に最後に、自分の考える美しい試合をする。
自分自身への答えとして、自身の名誉をかけて、やり残したことがないよう力を尽くして去る。
だから名勝負が多いのです。
3,4位決定戦、次は必ず地上波でフルに見せて欲しいです。

今大会前は、運営は大丈夫か、スタジアム建設は間に合うのか、テロの標的になっているかもしれない、日本から応援団はあまり行かない現状があるけど盛り上がるだろうかと不安材料だらけでした。
でもよくやったと思います。南アフリカの頑張りを見せてもらいました。
この頑張りで国が抱える問題に立ち向かっていって欲しいです。これから南アフリカが、またアフリカ大陸が発展していくように願っています。

  スペインとオランダでファイナル!! 2010年07月08日(木)14:51 雑記感想趣味サッカーコメントへのレス
ギャー、スペインもオランダも、どっちも好きなチームだ〜〜〜〜。嬉し〜い!楽しみ〜〜!

ウルグアイvsオランダは最後まで分からないぞという好ゲームでした。敗れはしたけどウルグアイの戦い方は見事で、「美しく勝て」という美学がサッカーにあるなら、諦めずに攻めて、どんどん点を取りに行って美しく散った気がします。
ウルグアイ、これからもこの戦いっぷりは覚えてるぞー。

スペインvsドイツは、今大会のチームは、いつものドイツの「とても強いんだけど堅実で、基本に忠実で正直言って、面白いと感じるのは別のサッカー」だという私の近年のイメージから、自分らの新しいアイデアをもって攻めていこうという若い元気なチームに変わっていました。よく相手も研究している風だったので、勝つにしてももう少しスペインが苦しむかと思ってたのですが。
スペインは慎重に様子を見ながら、スキを見逃さない戦い方でした。流石に2年前EUROを制覇しただけあります。
試合前から、このゲームではスペインもカウンターを食らうのを用心してあんまり飛ばして点を取りに行かないだろうと思っていたので、やっぱり1点で決まる試合だったなと思いました。

うわー、うわー、オランダ1回は優勝してほしいなー。でもスペインもチームの力で言うと今が一番優勝を狙える状況で、これを逃すわけにはいかないナー。
どっちを応援しようか。困ったな。すごく嬉しい、贅沢な「困ったな」だなー。

ところで。前の日記に出たヴィトーリオの今の主将について、興味を持ってくださった方が少しいらして、ありがたいなあと思っています。
機会があったら今、漫画に描くことは難しくても、選手紹介とかやりたかったのですが、ちょっとまだ出来るかどうか分かりません。
「モンちゃん」は歴代ヴィトーリオ主将の中で最もアホな主将だと言われている、という設定でいます。冗談好きですが、その冗談のレベルが小学生なみなので、33歳児とも言われています。1男1女のパパです。
いつか時間があったらまた詳しく書きたいです。

あと決勝と、3,4位決定戦! これが、これが終わったら、睡眠をキチンととります。もう少しだけ、夜更かしの不摂生をします。すみません、不真面目で。

  つツイっとな 2010年07月04日(日)22:28 雑記感想趣味サッカーコメントへのレス
ツイッターやってない私が本日もぶつ切りで呟きます。

◆病院にて。コレステロール値がかなり下がったものの血圧は前回より上がっているのでした。
原因は睡眠不足
血圧の薬の量が倍に増えてしまいました。(v_v;)
あら、どうしたんですか?と尋ねた薬剤師さんに「サッカー三昧で」と正直に言ったら調整薬局中のスタッフさん全員に笑われました。なうなことよのぅ…。

◆アルゼンチンが負けちゃったー。
彼らが勝つとマラドーナが調子に乗るのでそこは嫌なんですが、チームには好きな選手が沢山居るので応援していました。
アルゼンチンは何故かいつの時代も各ポジションにいい人材がいるという、層の厚い国なのです。なのにマラドーナめ。私の好きな選手を使わないからだよ。好調サムエルが負傷で抜けたらもう守備ガタガタ。
マラドーナは早く監督の座から退いてほしい。彼はチームマスコットだと思ってます。
ふふ、私は今のマラドーナ至上主義者と違って伝説化されたマラドーナじゃなく、実際どういう選手だったか知っているので言いますが、あのね、実はメッシの方がサッカーは上手いと思うわ。
マラドーナの現役の頃を知らないけど今のメッシを見ていて、どうもメッシの方が上手いんじゃないかな?と思った方、好みの問題と言えばそれまでですが、あなたの感覚を信じてOKなんじゃないでしょうか?
マラドーナの時代は、彼のような目立ち方をする選手が他にいなかったことも、妙に伝説化してしまった原因の一つだろうなあ。
実際私は、マラドーナよりもっと今の時代に近いジダンとかバッジョの方が、プレーを見ていて面白く感じたり、大衆に夢を見させる力を持っているなと感じました。
伝説は伝説自体が一人歩きするものですね。

そんな奴いるか◆パラグアイのロケ・サンタクルスがイケメンだと、日本でもやっと話題になったなう。
2002年大会で日本でパラグアイがキャンプやってるときから騒がれなかったのが不思議でした。サッカーファンには美男ぶりが知られていてもベッキャム様のようには一般受けしないんだな、くらいに思っていました。
実は南米人らしく飄々としたユーモアがあってインタビューなどのコメントが結構面白い青年です。
随分前から見ているけどまだ28とかそんなくらいの歳なのね。
(らくがき画像は、現在のヴィトーリオFCの主将・モンちゃんことガーネット・モントローズが「ロケみたいな奴がいるか」なんて言ってるところです。これはweb拍手のカットの1枚で、W杯前から使っているものでした)

◆結構ベスト4に残った顔ぶれが自分の予想と違うなう。
私の予想が外れるのは毎度の事なう。
天才ヨハン・クライフもいつも予想が外れると言っているので、いいのだなう。
ナイジェリア、ユース大会の時に無茶苦茶強かったから、もっと勝ち進むかと思っていたけど…。
ブラジルも、マイコンとジュリオ・セザールがいるからそう簡単には失点しないだろうとか思っていたんですがねえ。
いつも思うけど試合はしてみないと分からないもんだな。

◆スペインのFW7番のダビド・ビジャが新聞や放送局によって「ビリャ」と呼ばれてたりするなう。
スペイン風に読むと「ビジャ」だけど、スペルが「Villa」だから英語式に読んでビリャになってる模様。今大会開催地が英語圏だからなあ。
パエリヤをパエーリャとかパエージャとか好き勝手に呼んでいるのと似た感じかしら。
過去、こんな風にワールドカップで名前が浸透した選手の、読み方がそのお国でその都度違うことは沢山ありました。

ヨハン・クライフは本来のオランダ式のスペルはCruijffとなるんですが、蘭語に不慣れだとちょっと読み方がわかりにくいですよね。そのせいか彼は古くから選手登録名を英語風にCruyffとして本名に近い読ませ方をしています。

※ワールドカップに関してのコメントを沢山いただいております。
皆様、ありがとうございます。
大会もあと残り少なくなりましたが、一緒に楽しみましょう。

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