私は掃除は大抵トイレから始めます。理由は場所が狭く、あまり時間を取られずに終えられるから。
一区切りつけるにはちょうどいい仕事量だと思います。
それにトイレは結構埃が目立つところなんですよ。ペーパーをカラカラ引き出したり、衣服をバサバサ着脱したりするところだからでしょうか。
ともかく、トイレだけでも掃除を始めると、次第に廊下や部屋のゴミが気になってくるので、とっかかりとしてはいい感じです。
しかし庭掃除はなかなか、ここまで、という切りがいいところでやめられないところがあります。ここも、あ、こっちもと、きりがなくやってしまうのは、部屋の中より広く、仕切り無く繋がっているせいでしょうか、かなり長時間掃除しても、途中のままってことも多いのです。
そこで、あちこちのサイトで見たのですが、時間を区切って作業し、定期的に休みを入れると作業効率がいいんだそうで。
で、実際やってみました。確かにそうかも。少なくとも庭掃除には有効のようです。時間を区切れば「出来るところから出来る分だけ」っぽく仕事をすすめていけそうです。
ただ、時間が来るのがとても早い。45分で鳴るように携帯の「キッチンタイマー」機能をセットしたけど、夢中で作業してるとすぐ鳴ってしまう…。
ノっている時は、そのまま続けた方がいいのかしら。それとも反動が大きいかしら。
頑張って作業して、随分はかどったな、と思った次の日は大抵、ペースダウンが激しく、ノロノロ、トロトロ作業をしてしまうことになる。そんな事が多すぎるんです。
何なんでしょうね、あれは。かなり頑張った日の翌日は、けっこう「くる」感じでペースダウンしてしまう。
やっぱり一定の作業量をコンスタントに続けるのが、長い目で見ると明らかに仕事がはかどるので、時間調整するテクニックを身につけた方がいいんでしょうけど。
そんなふうに思っていたら、たまたま見たNHKのEテレの、「テストの花道」の、「集中力スイッチOFFのコツ」というのがありまして。
<休憩は問題の途中に入れる>というところに当たる事柄なんですが、なるほどと思ったわけです。
http://www.nhk.or.jp/hanamichi/p2013/130429.html(このwebページのスクロールバーを画面の中程まで下げると、項目が見えてきます。)
この回で言われていたんですが、あえて「キリのいいところまで片付けてから休憩するんじゃなくて、やりかけで一旦終える」というやり方をするんですね。
キリのいいところまでやってしまうと、気持ちも脳も落ち着いてしまって、再起動に時間がかかるというわけです。つまり、休憩から即仕事や作業に復帰するのに時間がかかってしまうようで。
あえてやりかけのままだと、すぐに「この続きをしないと」と、やることが解っていて作業に戻れるんだそうです。
これは納得しました。確かに。迷いがないんですね。そして、「まだやりかけなんだけど…」と気にするより、「今はこれでいい。やりかけだと続きにかかるのが早い」と思った方が得策です。