ちょうど今から一月前になります。その日から突然、私の左目がとても汚れて、いつも目の中に斑点というか大小のゴミが大量に発生して、水面に浮かぶようにゆらめき、大きめの糸状の汚れは虫のように瞳の動きに合わせて絶えずピクピク動く視界になりました。
病名は飛蚊症と言います。飛蚊症自体はよく見られる症状ですが、私の場合は症状が重くて左目を使って長くものを集中して観ることが困難なくらいに酷く汚れています。
汚れの量と、その汚れが浮いている位置が相当に悪いのです。
瞳の中央を汚れが生き物のように横切って動くので、痛みや痒みはないのについ目をこすってしまいます。
治療法はありません。水晶体の中が汚れているので処置もできません。もう一生このままだそうです。

ある日突然症状が出て、あまりにおかしいと思えたので最初から市内で最も設備の整った眼科の専門医に診てもらいました。年齢からくる症状で、少し早めに重い症状が出たようですが、何の処置もできないので、これは治るものではないので薬も何も貰わずに帰りました。

普段の生活はできますが、本を読んだりすると目の中の虫がピョコピョコと視界を遮り、集中して読めません。ゴールデンウィークに読もうと町内の図書館で借りた本が２週間で読めませんでした。
目を使う作業全般が大変になりました。いい方の片目も少し汚れていて、でもそちらで観ると目の中のはね回るゴミは見えないのですが、片目だけで作業するととても疲れます。

今までもずっと目を使う仕事関係は休んでいますし、日常の家事という作業は問題はあまりなく出来ます。生活がそれまでと激変したということはないのですが。
今までもそうそう長い時間、絵を描いたり手芸をしたりは出来ませんでした。が、本当にこのように作業すること自体が困難になってくると、とても落ち込みました。
今後いくら待ってももう改善しないのだという事に落胆して、何をしても楽しくありませんでした。

このところ、目が悪くなった事実を受け入れなければならない為、かなり沈んだ気持ちでいて、なかなか切り替えが出来ませんでした。日記を書く気持ちにもなれませんでした。
やっと、今日日記に書いて、また今後の為にやり始めようと思いました。
長い時間でなければ、こうやってキーボードも打てるのです。
目を患いながら仕事をされている作家さんはいらっしゃいますし、落ち込んでばかりいてこの一ヶ月何もしていないという事自体も気になりました。

それと眼底検査をして貰う際に、内科的な問題も見られたので、近々内科も受診します。緊急な問題があるかどうかは検査次第ですが、確かに体調的にそんなに調子がいいと思えなかった事もありました。
目はもう治りませんが、身体は検査で注意すべき点が明らかになったら今後出来るだけ気をつけようと思っています。

ところで。話はワールドカップ前に発表された日本代表に移りますが、私は普段からジュビロの前田遼一をかっているのですが今回メンバーに入りませんでした。残念です。
怪我が多い選手ですが、今季はJで大活躍しています。代表でも相手ゴール前に彼がいたら面白いだろうにと思わずにいられませんでした。
今回のワールドカップは南アフリカの治安が問題視されていたり、何かと心配なことも多いですが、また我々を楽しませてくれるよう願っています。