寝ていた母がすごくうなされて悲鳴もあげていた。よほどの悪夢らしく大声で「嫌だ嫌だ、来ないで、ぅあー!!!」と手足をばたつかせていた。
あまりの様子に私は急いで母の元へ行き、横で起こした方がいいのかなと迷っていたら、母は自分で起きた。

大きな恐竜がどこまでも自分の跡を追ってきて舐めようとする夢だったそうな。

母は昔、まだ子供の私が忍者になって、天井の隅にへばりついたまま、母をあざ笑った夢を見てうなされたこともある。

私も、どこまでも大勢のゲシュタポに自分が追われる夢は見たことがあるけど、母のシチュエーションの方が、はためには面白そうだ。

今日はお世話になってるフリーウェアのご紹介をします。

例として、かぎ針編みをやる方にはわかると思うのですが、webページで表示するのに見易い編み図をフリーウェアで描いてみました。

図の端っこに、作った文字記号の画像が残ってて画面がちらかっていますが、図例なのでこのままでもいいかと残しました。
描くのに使ったのが『AzPainter2』というWindows用のソフトです。
文字記号の角度ももう少し作業を丁寧にしてもっと厳密に回転させれば、より完成度は上がると思うのですが、数パターンに抑えて後は「左右反転」「上下反転」でパターンをもう少し増やして、やっつけで描いたのでこの程度です。
でもそこそこ見やすい編み図にはなっているんじゃないでしょうか。

私はweb用のカットは今はほとんどこれで描いています。他にも私はよく図解とか説明図を描きますが、その時もこれでやっています。
★とりわけ、地図を描く際には最速で描けてしまうのではと思っています。
慣れた人は数分で大体のものは作れると思います。
メール添付で携帯に送る際などに重宝します。スラスラ描けて、軽量なファイルが作れます。
そこそこプレゼンにも使えてしまえそうなんです。

今時私の貧弱なマシンスペックでこれだけ快適に動くソフトは他になく、機能もそこそこ充実しているのでフォトレタッチもこれでまかなえてしまうんですね。
明るさ暗さ&コントラスト調整、ガンマ&レベル補正、シャープネスソフトネス加工の他にレイヤで操作が出来るので効果は色々かけられて、画面補正はかなりこれで扱えてしまいます。

もともとはお絵かきソフトで、お絵描き掲示板用のjavaプログラムの「しぃペインター」の使い易さを踏襲しているようです。だから本当に感覚的に慣れていけました。
私は未だにオモチャのようなFAVO（WACOM）タブレットを使っていますが、それでもwebに載せるイラストなら充分に描けますし、編み図の製作ならマウスだけでも作業が出来てしまいます。
この図で言えば、「定規」機能と「グリッド表示」で同心円が描きやすかったですし、別レイヤに中心線や６分割の線を引いて、文字記号を配置していけたので、ちまちま作業とは別に、何をやっているかの作業が明確で扱い易いのです。

変形コマには使いにくいですが、長方形の図への枠線機能も付いているので、4コマ漫画とか簡単に描けてしまいますね。
まあ、漫画を描くとかは時間があれば、アイデアがあればって話ですが。

で、色々な人に薦めたいですが、ちゃんとしたマシンを使っている方は他の高機能なソフトやツールを使われるせいか、便利だなと私が思っている割に、一般に使っている方が少ない気もします。
でも機能が制限されているということが逆に、覚える操作が少なくてすむということでもあるので、使いこなすのが早いとも言えます。

そこで、AzPainter全般の使い方を詳しくまとめたサイトさんがあります。リンクフリーとのことでご紹介します。

◆フォトレタッチ関連なら、こちらの説明が分かりやすいでしょう。AzPainter2の前身ソフトですが、AzPainter（通称無印、「2」とは別です）の使い方を詳しく解説して下さっているページです。
『AzPainter使い倒し』
http://az-gazou.sakura.ne.jp/

◆そして『AzPainter2』での絵の描き方や加工法はコチラのページで、同じ管理人のREIKOさんが分かりやすく説明されています。
『AzPainter２を使おう〜暫定HOMEページ』
http://azp2.sakuraweb.com/

◆で、忘れてならないのは『AzPainter2』本体のダウンロード先はコチラ。
『AzSky』、管理人はAzelさん。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA033749/

AzPainter2の他にも、無印AzPainter、線画描画に特化した描きやすいツールのAzDrawing、画像連結ソフト、png画像軽量化ソフトなど、沢山のツールにお世話になっています。
各管理人さん、ありがとうございます。

実際は、編み図を最も簡単にキレイに描けるのはアドビのIllustratorだと思います。同心円も文字記号の回転もチョチョイのチョイてなもんです。配置も楽勝です。
そしてソフトのお値段が腰を抜かす程高いです。
WordやExcelでも描けるんですが、これらを使いこなしている方でも描画機能は面倒で使い切れないという方も多いです。私もIllustratorに比べたら簡単には描画出来ないという印象です。
かくしてフリーのInkscapeあたりにお世話になるかと思いますが、ドローソフトってそれ程一般的ではないですよね。
写真加工も出来て、レジストリを汚さないAzPainterでまかなえるなら、これでいいやってことも言えるのではないでしょうか。

私は基本的にアナログで長く描いて楽しんできましたし、絵を描く時間も限られているのでwebでイラストを公開するのが現在のメインな趣味、というわけでもありません。
ただ、ずっと「らくがき」するのが好きなのです。
チョコチョコっと、ノートの角に描く、あの気楽な嬉しさが、このAzPainterで味わえます。