うはぁあああ……(゜o゜;)
いや、オランダをずっと観てきた私には予想できてはいたものの、やっぱり敗戦が堪えるのは変わりないです。それにあわよくば引き分けて勝ち点1でも取れたらなんて思っていたし。
試合開始後すぐにオランダは100%の力は出さずに様子見しているのがわかりました。彼ら強国は決勝トーナメントに進んでからのことも考えているので、グループリーグ全てに全力を出して、ここで消耗する気はないのです。
どの国であれ、もし力をセーブ出来るとしたら日本戦だと考えるでしょう。本気で牙を剥くのは決勝トーナメントからですので、試合のムードが変わりますから、その辺を頭に入れて試合を観ていくのも面白いと思えます。
で、それだったらオランダももっと油断すればいいのにとか思っていました。強国には決勝トーナメントを視野に入れてたらのウッカリ敗戦もまた多いことなのです。
後半に入るとすぐ点を取りに来てオランダのテンポが変わりました。1点さっさと取っておいて、念のためもう1点か2点欲しい感じで攻めてきます。
ああ、やっぱりスナイデルは流石というか。打てるチャンスは逃しませんね。オランダにすれば目論見通りの展開で、順当な勝利だったと思います。
う〜ん、松井が運動量が落ちる前に交替してフォワード投入したんだけどなあ。やっぱ強いな、オランダ。
でも私は日本はよく頑張ったと思います。これまで点を取られた後に焦って崩れて2点3点と献上するパターンが多かったけど、この試合はオランダの攻めの裏を狙ってカウンターも仕掛けてたし。
力の差は歴然としていたけど、ズルズル簡単に負けたわけじゃない。敗れたけど、私はそれはそれとして試合自体を楽しめました。
74年ワールドカップでクライフ率いるオランダを観てからずっとこのオレンジ軍団を観てきましたが、彼らにとって日本は格下もいいところです。でも彼らも優勝にはなかなか手が届いていません。
だからなのか今回はグループリーグを冷静に戦い抜く姿勢が見えます。堅実に、調子に乗って点を取りに行きすぎないようにしているみたいな慎重なところは見えました。
(オランダのチームにはもともと、「美しく勝つ」というテーマがありまして。1点取って、それを大事に守り抜く"セコい"戦い方より、取れるなら点をガンガン取れ、ということを言ってきたのです。最近はちょっと、「1点を守り抜くのはあんまり恰好よくない、美しくないけど、それでも負けるよりいいよね」という意識が前よりずっと強くなっているみたい…)
とはいえ日本の失点が少なかったのはそのせいだとは思いません。この試合日本は頑張ったのです。調子に乗って攻めるといつでも反撃する姿勢を見せていましたから、迂闊なことはオランダもしなかったのだと思います。
次だ次! デンマーク戦がまだある!
ここもすっごく強いし、オランダがリーグ1位通過しそうだから、残る一つの席を狙って本気で来ます。だから難しいと思いますが、ここに全ての力を注ぎ込んで頑張って欲しいと思います。
ところで。話は変わって。
(おまけの記述を読むならここをクリックでどうぞ)
福岡に何故かある「バイエルン福岡」という、ドイツのブンデスリーガのチーム「バイエルン」公式応援スポーツバー。
私は「バイエルン」のファンではないので行ったことはないのですが、何故福岡の住宅街にあるの?という疑問がありました。
でも、そこで売られているサンドイッチは福岡在住のオーストリア人マイスターが作るドイツパンとスイーツ。「サイラー」というお店のものですが、これ美味しいんですよ。アビスパのホーム試合の時に、その「サイラー」のサンドイッチが出るのですが、モツ鍋等の屋台と共に名物スタジアムフードとなっています。
この頃W杯で割と良くそのお店からのレポートをTVで観ます。サイラーのパンがあるなら行こうかなあ。特等席として「バイエルンの選手と同じ、特設ベンチシート」に座れるという、サッカーファン以外には「何だそれは?」の設備もあるそうです。
そういえば、ブリティッシュパブ風のスポーツバーも福岡にあって、そっちはイングランドのプレミアリーグの試合がよくモニターに流れているんです。
で、出てくる料理が英国風。……代表的なのはフィッシュ&チップスですね。でも、英国の料理はレパートリー的にあまり期待しないんだよなあ。チーズサンドというと、単にパンに(何も塗らずに)チーズが挟んであるだけで、それで料理として通用している土地なので。
けれど雰囲気はパブらしく黒ビールは美味しそうでした。私、普段ビール飲まないけど。ビールは私にはドイツのケルンの地ビールが最高に美味しかったです。軽くて風味があって下戸の私もグイグイ飲めた。
レッドチェダーチーズがあるならこのパブ行きたいなあ。