
部屋を整理していたら、一番最初に発売された「GAME BOY」が出てきました。おお、初号機よ、懐かしいなあ。液晶は暗く小さく、今の携帯ゲーム器を思えば、何とシンプルなのでしょう。
でも、箱と解説書と一緒に、全部をビニール袋に入れて、キッチリ封してあるみたいで、あれ? なんて思ったんですが、後で理由が分かりました。
「まだ動くのかな、これ」と一緒に見つけた「ドクターマリオ」と「テトリス」をやったら……信じられない。その日半日、ゲームし続けました。
そう、私は一時期ゲームにハマリまくった時期がありまして。やり出すと止まらないのです。視力にも時間的にも多方面で差し支えるので、スーパーファミコンの次世代器に移行する際に、「ゲームは卒業」と決めたのでした。
他にやりたいことがあれば、どれかを捨てなくてはならない。実のところ、やりたいこと、やるべきことが多すぎて、時間的に無理。とても興味はあっても時間的に手をつけられないものは他にもあったので、まずゲームがサヨナラ候補の上位に来ました。で、それまでのゲーム器を処分。この「GAME BOY」も封印していました。いずれ誰かにあげるつもりだったのか、箱ごと綺麗に残していますが、あげそびれているうちに古くなったんでしょうかね。
まあね、飽きたり嫌いになったりしてゲームをやめたわけではないので、私はやり出したら今でもハマるんですね。こうなることを恐れていたんだよなあと、ゆっくり思い出して来ました。
それにしても、今となっては笑うような画面でも、ゲーム自体の出来が良かったらハマルもんなんですね。そうも思えました。
私はPCを手に入れても、PCのゲームもやらないようにしてきました。(でも使ったタッチタイピング練習ソフトは「北斗の拳」だったりします)やれば絶対ハマルのが分かっているので、まずハード自体を買いません。任天堂DSのCMを観て「柴犬を飼いたい〜〜〜〜!!!」と強烈に思っても我慢我慢。貴重な1日が煙のように消えるから。
でも、やらなくなった当初よりゲームをする環境は向上してるんですよね。半日もぶっ続けにゲームできたのは、昔は持ってなかった「充電式乾電池」があるから。充電器でさえ2組持っているんだもんなあ。コイツがなかったら、すぐ電池切れでゲームを止めていたものを。
というわけで、「GAME BOY」は再び≪封印≫の憂き目に。何か映画の「ジュマンジ」ラストを思い出しました。