
どれが初心者の方にも楽しみながら作れるものかなあと試作にハマったかも。1個1個は流石に小さいので早い。でも、思ったよりは時間がかかります。もっと簡単だと思ったのになあ。成形後に、質感や焼き色とかに凝るとそうなります。
クロワッサンだけ2個なのは、芯材を入れるのと入れないのと、ふっくら感が出るかとか、どっちが作りやすいか試したのですが、どうとも言えないなあ。初心者の方は入れない方が作業工程がシンプルでいいかも。
100円硬貨との大きさ比較は今回してませんが、フランスパンで長さ4cmくらい。多分そのくらいが可愛いんだけど、もう少し大きい方が作りやすいと思います。
時間がかかるのは仕方がないかな。チビでリアルで可愛くなるかどうかは、仕上げの丁寧さにかかりますもんねぇ。
しかし、パンを作るのは「フェルトボールを作る」<いわゆる巨大な毛玉です、「平たくシート状にフェルト化する」<それをクルクル巻いてクロワッサンが作れるし、そんな基本の作り方がメインだから、羊毛マスコット入門には向いているかも。
羊毛でなかなかいい色が無いときは、ハンドカーダーというブラシ状の道具を使って羊毛を混ぜて色を作ります。手でも混ぜられるけど、カーダーの方が早く綺麗に混ざります。でも私はカーダーを持ってなくて(売ってる店、少ないんですよ。それに小さくても結構なお値段…)ホームセンターで買った犬用のスリッカーブラシを使って混ぜています。毛をほぐしたり抜け毛を取ったりするやつです。
適量の羊毛を2個のブラシに広げて繊維をひっかけます。そして毛の部分をこすり合わせていくんです。作るのはミニチュアばかりだから、混色も少量で、小型犬用の毛をほぐす小さなブラシで間にあってしまうんですね。
実物大の小型犬や猫を作ろうと思われる方は、多分カーダー、要りますよ。
カメラの虫メガネレンズ使用とか、羊毛マスコット作りは割とチープにやっています。針やマット(台所用のスポンジで代用可能)など、基本の道具は他のハンドクラフトと比べても、それほど高価なものでもないからです。まあ、染色羊毛は毛糸より少々高めかもしれませんが。
でもお子様でも出来るかというと、何とも言えない。指先が安定してから、少なくとも小学校高学年、中学生になったら、一緒にやろうね、という感じでしょうか。
よくフェルティング針が指に刺さって凄く痛い目をみます。バーブという棘がある針なので、普通の縫い針より痛く、よく出血もします。シンブル(パッチワーク用の革製指ぬき)があると少しはガードされるのですが、C社ので1個800円くらいと、結構高いもんなあ。シンブル、自作しようかしら。