
えーと、少し前の話になりましたが、用事で書けなかったプチ体験を。
私、生まれて初めてサイドカーに乗りました。拙宅に従兄弟が帰省する途中に立ち寄ったのですが、彼が乗ってるBMWのクラシカルなバイクの横に、サイドカーが付いていました。
聞けばバイクを手に入れてからショップで改造したのだと。よくサービスステーションで休憩してると、知らない人がマシンの周りに集まってきて、乗りたがる子供さんをちょっと乗せてあげたりしてるそうです。でも、従兄弟の家族はこのサイドカーに乗ってくれないので、いつも一人で乗ってるとのこと。
私は遊園地の絶叫マシーン系やループコースターの類は苦手ですが、乗り物に乗ること自体は結構好きなので、これは話の種に一度乗ってみないと、もう二度と乗るチャンスはないんではないかと思いまして。この際だと、ホカ弁に白いご飯を買いに行く、という、どうでもいい目的を作って、乗せてもらいました。
ぐわ〜〜〜〜〜。目線がゴーカートだあ。こんなに低い位置で公道を走ったことはありません。おお、隣にトラックが来ると怖さ倍増だあ。
カーブの曲がり方は、側車が付いてる側と、反対側ではちょっと感じが違うのですが、基本的にバイクの曲がり方と似ています。
乗り心地は〜〜はっきり言って〜〜最悪だあぁ。地面からの震動がモロ伝わってくる凄い揺れ(サスペンションの問題?)、とばしまくるので凄い風圧!(これは風防がすごくちっちゃく作ってあったんで、モロ風を被る感じ)この感じはアレだ、子供の頃、古い遊園地で乗ったジェットコースター。車体のブレがそれなりに怖いってやつです。実は従兄弟はバイクにまたがるだけで、サイドカーの席に座った事は一度もないそうです。どうりで従兄弟の奥さんも娘も乗りたがらないわけです。一度自分が側車に乗るまで、彼はこの揺れや風圧には無頓着なままかも。
いやでも、面白かったな。インディ・ジョーンズを追うナチスドイツ兵の気分を味わうにはお薦めです。