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かわみなみ の日々の雑感群
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  「トイストーリー3」観ました 2010年08月29日(日)11:05 雑記感想映画/(ドラマ)
列車強盗風 8月前半は遊びに来た兄一家と(遠慮する事もなく)ピザ&パスタを食べ、中旬は旅行でカロリー超過、下旬の管理栄養士の指導検診がビクビクものでしたが、体重は8月は動かず。この暑さで発汗したせいでしょうか。でも薬がきいて少しずつですが血圧が下がってきている模様です。
タニタの家庭用血圧計を買ったりと、また何人かの諭吉とグッバイした懐寂しい私です。

さて、ドタバタ色々忙しかったのですが、これだけは観逃せないと思っていた映画、ピクサーの「トイストーリー3」を観てきました。
すごく面白かった、よかった、泣いた。
お薦めです。とても期待して観に行ったのに、更に驚かされたりで満足して帰ってきました。

「トイストーリー3」は製作サイドも「ロード・オブ・ザ・リング」のように3部通してみての完結編と考えていいと言っているように、是非3作とも観ていただきたいと思います。どれもとてもよく出来ていて楽しめて、それが全て質が高い面白さだし。
例えば「3」だけ観ても楽しめますか? と尋ねられたらハイと答えますし、ストーリーは難しくないので話は本作だけでも充分掴めるのですが、1作め2作めの伏線の回収の仕方が見事なんですね。「ああ、これはこう繋がったのか」、とか上手いなぁとか思いましたもの。その辺り、映画として実によく出来ているのです。
それとテーマ性と、丁寧に練り込まれた脚本の出来が良くて、16年間をしめくくるにふさわしい出来となりました。

細かい内容を説明するとネタバレになるので避けますが、長い年月が経って仲間のオモチャが減っているのがリアルでした。寂しいけど現実感がとてもよく出ているし、仕方ないなあとも思えました。
ワンコが! アンディの愛犬が老犬になってて、メタボでちょっと笑っちゃったけど、これも月日が過ぎていったんだなと思えるシーンでした。

そして残ったお馴染みのオモチャ達は大活躍です。脇役のMr.&Mrs.ポテトヘッドにスポットライトが当たるような面白いシーンがあったり、アンディの妹のオモチャだったバービーが愛らしくて楽しかったです。
中でも私の大好きな三つ目のエイリアン「リトルグリーンメン」が、ああもう可愛いったら! 無邪気な彼らも見逃せませんよ。
彼らはポテトヘッド夫妻の養子になってますが、アンディの「列車強盗西部劇ごっこ」でポテトヘッド夫妻が悪役にキャスティングされたせいでエイリアン達も部下の悪者らしく黒い眼帯をして出てきます。それが三つ目だから一つ隠れて二つ目になってるところが妙に可笑しくて。もう愛おしいです、彼らは。
日記の画像でちょっと描いてみました。こんな感じ。(ディ●ニー作品の大人のお約束がありまして、似顔絵がそのまま描けないので私のアバターで代用)
うー、もっとアレコレ言いたいけど、そこは是非観て欲しいので割愛。

冒頭から物語に引き込まれて楽しくて、夏休みの子供がいっぱいの映画館で観たのですが、騒いだり館内を走り回る子供がいなかったんです。子供は勿論、大人も本当に楽しめます。泣けるし。
とにかく見終わった後も内容について振り返ったりして、感慨深いというか、ちょっと自分が幸せになったりした映画です。

私は元々子供向けアニメを大人一人で観る事に全く抵抗が無いんですが、お子様がいらっしゃらない方がお一人で観に行かれるのに気後れする事は無いと思います。
この作品を見た人なら大人も鑑賞してほしい映画だと納得します。それに、案外一人でアニメを観に来る大人の客のことって誰も気にしないんですよ。我々の世代は漫画やアニメで育って来てるんですから。
お時間を裂いて映画館に行かれる価値はあります、保証します。でも、どうしても行けないという方はDVDを是非ご覧になって下さい。(ディ●ニーからお金貰ってないのにこのお薦めっぷり。ファンとはありがたいものだと、つくづく…)

3D上映で観たのですが2Dでも3Dでもどちらでも楽しめるでしょう。3D眼鏡がサングラス風に色が付いてて少し画面が暗くなるので、2Dでは美しい色彩がそのまま楽しめるメリットがありますし。本作のDVDビデオが発売になれば私は3DテレビやDVDレコーダーが無いから2Dで買うつもりです。

正直、「レミーの美味しいレストラン」では脚本の練り込みに不足感を感じたりしていて、ピクサーといえど全てが超絶な完成度ではないと思ってきていたのですが、トイストーリーは別格だと思っていました。やっぱり間違いありませんでした。

で、ここからは「トイストーリー3」を観た方だけ読んでいただけるよう折り畳みでネタバレ感想を書いています。(読んでもOKならこの行をクリック)
帯のように色付きの行が現れたらドラッグして選択していただくと反転して文字が読めます。
「3」を見終わって館外に出る時、私のそばを通った一人の若い母親が「ロッツォがもっと酷い目にあっても良かったのに、なんて思ってしまったわ」と一緒に来た同年代のママ友に言っているのが聞こえました。
確かにそう思うのも分かります。バズ達にした仕打ちはそう思われて当然級の事ですから。因果応報という仏教的な考え方が日本にはあるので、悪いことをすればそれ相応の報いは来るよという意識は我々の身近にあるのです。ハムラビ法典も、罪を犯せばそれ相応の罰は受けるべしと言う考え方だし。
西洋のキリスト教的な、右の頬を打たれたら左をさし出して、さっさと意味のない生き方から抜けて前進しましょう、恨みにこだわらず有意義な行き方を選びましょう、という考え方には馴染みは少ないと思うのです。
でもね、きっとピクサーのスタッフは、子供にそんな「もっと酷い目にあえばいいのに」的な考え方はしてほしくなかったんですよ。
それは観ていて伝わってきました。「2」でもプロスペクターがウッディ達に酷い事をしますが、彼も「3」のロッツォも、『案外そういう目にあっても惨めじゃないかも』的な展開になりました。
それでいいんだよ、とスタッフは言っていると思えます。誰かが惨めになるのを期待することはないんだよと。うーん、その時点で期待する方が、その事が悲しいかも。……深いのぅ。

それにしても三つ目達が〜〜、あの無邪気で可愛いだけと思っていた連中が〜〜。カミサマ〜なんて引き寄せられて行った時は「あっ! これこれ、おバカ」なんて思ったのに。←私が浅はかでした。
ウッディと仲間達が皆で集まって手を繋ぐところから泣き始めて、最後まで泣き通して、3D眼鏡は曇るし、でもラストを観て気持ちは晴れやかだし、大変でしたよ。楽しくてさ。

  台風怖い怖い怖い… 2010年08月10日(火)20:29 雑記
兄一家が戻るまで普段の4倍くらいの家事をやってました。やっと少しだけ息がつけると思ったら台風接近です。怖いなー。
洗濯も買い物も溜まってるのにぃぃ。また通り過ぎるまで震えて待つ時間がくるんです。
雨戸を閉めました。暑いです。ものすごく。
どうか何事もありませんように。

兄たちが来る前に、以前日記に書いたスポーツバー「バイエルン福岡」で大学の先輩、後輩の方々と女子会的なランチをしてきました。これは機会があればまたいつか書きます。ちょっと台風怖いから書いてられなくて。
あ、でも美味しかった。苦手なレバーの団子の入ったスープも完食。付け合わせのザワークラウト(酢漬けキャベツ)は夏にぴったりサッパリ。持ち帰りで買ったパンとスイーツもバリ美味しかった。

いや、兄一家が来たせいもあり、案の定食べ過ぎ。ううう、お盆過ぎにまた管理栄養士に面談予約を入れてるんですが、何と言い訳をすれば…。

  怒濤の8月突入 2010年08月01日(日)13:22 雑記感想趣味サッカー
見に行きたくてたまらない「トイストーリー3」もまだ行けないまま、気が付いたらもう8月です。どうしよう。8月はバリ忙しいのに。
また徒然なるまま呟き風に。

◆血圧は流石にW杯が終わったので少し下がったものの(笑)、なかなか効果がないと判断されて薬は増量となりました。( -.-)
8月の後半が怖い。あと数日で兄一家が夏休みで家に来るんですが、一緒に外食しそうで。食べ過ぎそうで。

◆医師からもう少し塩分をカットしてと言われまして、最近は冷や奴に「白だし」をかけて食べています。出汁入り醤油です。
西日本は薄口醤油文化圏ですが、あれは塩分が高いので出汁で割ったりする食べ方が一般的なのです。私はこのところずっと濃い口醤油+白だしで味付けしてるなあ。

◆その兄一家を迎える準備で大慌てです。これだから普段から片づけられない女は…。
そのあとお盆に一泊旅行を前々から計画していたのでその準備で、ただでさえ散らかっているのに。
なのに明日にはスポーツバーでランチの約束を入れてしまうバカさ加減です。

◆マラドーナが監督を解任されました。は〜、ホッとしました。
アルゼンチン人にとってマラドーナは今も強烈なアイドルですが、この国の人達はサッカーを見る目が肥えてるはずなんだけどなあと思っていたら、流石に続投はないですね。
マラドーナは「協会理事が続投させるって言ったのに裏切られた」とスネたコメントしてますが、子供かおまえは。(←私の方が年長なので言える一言よ)
驚いたのはメッシ頼みの戦法しか用意してなかったことです。いくら自分が86年でそれで勝ったからって何年経ってると思うのかしら。メッシがゴールに近い高い位置で動けないようにすればいいので、相手にとってこれほど攻めやすいアルゼンチンはありません。
案の定、攻め込まれた危機的状況に打つ手もなく頭を抱えて誤算だらけと嘆くばかり。マスコットならまだしも、こんなフニャけた指揮官要らんわ。
中盤にカンビアッソ、ディフェンスラインに鉄人サネッティ(年齢は高いけど効果的と言えばこの上ないなあ、鉄人)を入れておけば、と思ったのですがマラドーナは自分の言うとおりにする選手ばかりを選びました。選手の創造性は無視かよ。
もしかすると思ったより時間がかかるかもしれませんが、またアルゼンチンは自分達の魅力を生かしたチームになって欲しいです。

◆オランダは決勝で敗れたショックが大きいみたいですが、イングランド人の審判のせいにしてはイカン。確かにイエローカード連発してましたが、オランダのファウルも酷くて、シャビ・アロンソの腹に入れた一蹴りは一発レッド退場ものでした。それを取られなかっただけでもオランダにとってはマシでしたよ。
オランダに浸透する、名手でスーパースターだったクライフの哲学+美学で言うと、「美しく勝て」というテーマに大きく外れていたんですが、本音で「どんな勝ち方でもいい、まず勝たないと。タイトルを手にしたい」というのは分かります。
今年優勝したスペインはとてもいいチームでしたが、彼らも決勝は落とせませんから、守備に集中した印象です。
私自身、クライフの美学を貫けるのはもともと「真の王者だけに許されたこと」かなと思う時があります。
でもねえ。やはり大会が終わった後だと違うんですよ。
たとえ決勝に勝ちタイトルを取ったとしても、安全策で手堅く勝利した優勝チームよりも、いいプレーで観客を魅了した、途中で敗れていったチームを長く愛し続ける事実があるんですよね。結局内容が記憶に残るんです。
74年大会のオランダとか、82年スペイン大会のブラジルとか今も鮮明に思い出します。
90年大会の決勝戦なんて酷い試合内容でした。勝ったドイツもアルゼンチンもつまんないサッカーしてて、「つまんない」以外1ミリも覚えておく価値はないと、細かい内容全部忘れ去りましたよ。
この90年大会で一番楽しかったゲームはクリーンで攻めを楽しみ合った3,4位決定戦のイングランド対イタリアだし。全体的に安全策だらけの「チャンスがあっても前に行かない」つまらない大会の中で、イタリアにバッジョが出てきたのは面白かったな。イタリアが若々しくてアイデアがあって楽しめました。
ほらね、何も決勝が全てじゃないんです。長く私達を楽しませてくれるサッカーが残っていくんです。
つまり、やっぱり、美しく勝たないとダメってことなのか。

◆これから日記更新度が下がると思いますが、あー、バタバタしてんのね、という風に思っていただければ幸いです。

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