絵日記タイトル画像
かわみなみ の日々の雑感群
homeimages log
  簡単なホワイトソースの作り方 2005年11月27日(日)15:53 none
hanataba.jpg 270×345 20K 母が病院から電話をかけてきて、検査入院すると言ってきました。いつも通う病院なのですが、いきなり2泊できる用意をして持ってきてくれと言います。で、他に何か大切なもの要る?と念を押したのに肝心の印鑑を持って来いとは言わず、結局20キロの道を2往復? と考えると何だか疲れて、また明日出直すと言って帰りました。そうなんだよなあ。母は毎度こうだからこっちが確認すべきだった。

というか、印鑑いるくらいのガッチリした検査なのに、あまり詳しい説明をしないのは、母がおそろしく説明下手のせいなのかもしれません。ミスリードの役目を大いに担う、要らない情報をたっぷり盛り込んで、こんなに沢山説明したから相手が分かってると思いこむのです。
まあ母の説明下手は前にも少し書いたし、それについてまた考えたことをここで続けると、ちょっと長くなるのでまた別に話すとして。

そんなこんなで帰ってきて一人でご飯となると、途端に私も横着になって、いきなり夕ご飯をグラタンに変更してしまいました。同じメニューが続いたって、2日程度で食べきれるなら私の許容範囲。最初にまとめて作れば、後は皿に盛って焼くだけでいいんで楽ちんです。焼けるまで野菜でも切ったり千切ったりしてればサラダが出来るし、トマトジュースとコンソメの中にソーセージや野菜の切れ端を入れればスープも作れて早いのです。
ただ、今までグラタンというとホワイトソース作りが面倒でした。冷凍とかインスタントにしようと思っても、何か好みではない味が多くて自分で作ってました。

そこで簡単なホワイトソースの作り方
あくまで簡単な、です。本格的、じゃありません。分量はご自分のレシピでOK。
例の「きょうの料理」でイタアリアンのシェフがやっていた方法です。それまで自分がやってた方法と順序とかもまるで違うので、初めて見た時は驚き、半信半疑で作ったりしました。
1. 泡立て器と掻き混ぜ安い広めの口の浅い鍋(フライパンとかもOK)を用意して、冷たいままの牛乳を鍋に入れます。(ローリエとかスパイス類や、コクを出したいなら顆粒状のチキンスープの素なんかも、この状態で入れてたりします)
2. 小麦粉を鍋を加熱しない状態で冷たい牛乳に振り入れます。泡立て器で大きく手早く混ぜます。(ダマが心配ならダマになりにくい小麦粉ってのがありますので、そちらを使ってもいいかも。ニップンの「こんな小麦粉欲しかった」ですね。私は普通に「ハート」という安価な小麦粉を使ってます)大きな粉の塊がある状態で水分と合わせた小麦粉に火が入ってしまうとダマは消えないので、よく混ぜて下さい。
3.大体粉っけが無くなってから、ここで鍋を加熱し始めます。引き続き混ぜながら牛乳が暖まり始めたらバターを投入。段々とろりと濃度がついてくる間も混ぜ続けます。全体が滑らかになってきたら泡立て器をしゃもじやスパチュラに変えて混ぜてOKです。
4. ふつふつと煮立ち粉臭さが無くなる程度煮込んだら、塩胡椒で味を調えて終わり。(ローリエの葉は入れすぎると苦くなるので、この段階で除きます)
慣れたらダマもなく綺麗に作れます。それまでは時間をかけて作ったり網でこしたり色々やってましたけど、もうやってません。これ、早いんだもの。
牛乳の量を控えめにしてホワイトソースを少し固めに作って、このソースの入った鍋に、別鍋で炒めたグラタンの具を入れて合わせてから、また牛乳で延ばして濃度と味を調えるのが私のやり方。これでダマが気になったことは無いので。
泡立て器で混ぜる加減がわかるまでは少量、簡単に上からかける時(ロールキャベツとか)のソース等を作って慣れるのもいいですよ。

  慎重に対処しないとエライことになる… 2005年11月22日(火) none
ワールドカップの出場国も決まって、いよいよ来年を待つばかりとなりましたが、スイス対トルコのプレーオフの試合直後、乱闘があったようです。それでスイスの選手が入院するハメになって、FIFA(国際サッカー連盟)はトルコに懲罰裁定を下すのではないかという流れになっています。
小競り合いを起こしたのは双方が悪いという、喧嘩両成敗は日本では多い考え方ですが、海外では白黒はっきりさせようという考え方が強く、争ったどちらかにより重いペナルティが課せられるのではないでしょうか。

TVの映像では先に手(足)を出したのがスイス人の選手と見えますが(これにあのアルパイが応戦しちゃいました)、それ以前にトルコ側からの挑発があったとの説もあり、いやその前に、と諸説あって混乱しています。こういうのはどこが騒動の発端かは分かり辛いものです。それだけに慎重な調査が必要です。
日本戦でも、北朝鮮が観客の暴力行為でホームの地での開催無し&無観客試合になった例を思い出していただくと分かると思いますが、見合ったペナルティのレベルや量ってものがあります。

FIFAの会長ブラッターは最悪の場合、次回のW杯予選からトルコを外すという事まで言っています。気になるのはブラッターがスイス人であるという点で、今回の問題に大分感情の入った発言をしたものだと思えたところです。私にはトルコ外しは行き過ぎのレベルと思えます。
あくまでも偏りのない裁定をしてもらわなければなりません。
彼の発言が今後の暴力行為に対するブラフにとどまるならばいいのですが、裁定の匙加減を誤ると、しこりになるでしょう。(そこのところもブラッター自身考えないと、この際まあ、次の会長選挙で不利になると計算してもらいたいもんです)

今まで大会の参加資格を剥奪されたのは、こちらはUEFA(欧州サッカー連盟)主催の、ユーロ92で、当時の旧ユーゴスラビアに対して国連の裁定を受けて、ボスニア紛争の制裁措置で、予選突破して得た出場資格を取り上げました。(ちなみに当時のユーゴのキャプテンはピクシーでした……。選手達は悪くないのですが…)
これは大変なことなのです。当時も、これはあまりに無情であるとか論争はありましたが、戦争くらい大きな理由があれば参加取り消しまでいくのです。が、今までフーリガンが暴れて大きな被害が出ても、イングランドが大会参加資格を剥奪されることはありませんでした。何故なのか、それにはいくつかの理由があるのです。
W杯予選でどうしてそこまで興奮し必死になるんだ、と不思議に思われる方も多いでしょう。が、説明するのは少し難しいのですが、国全体のイキオイというか国民の活気をかなり弱めることになると考えて下さい。
サッカーは庶民のスポーツで、これを楽しみに生活の一部にしている人々は多いのです。沢山の人達の夢や楽しみを奪うことになるのです。また、その国の経済効果が大きく違ってきます。(中の一例にすぎませんが、02W杯で日本中でどれだけレプリカユニが売れたか、思い出して下さい。adidasは恐ろしく潤ったわけで。大会に参加する、しないで大違いです)
そこまで重要な問題なので、懲罰で過剰に重大な全体的な影響は及ぼさないよう注意すべきだと思うのです。

入院したスイス選手には気の毒ながら、戦争の結果と乱闘の結果が同じになったりしたら、納得行かないという意見も多く噴出すると思えます。
そもそも、その乱闘の直接の引き金をはっきりさせて選手間の問題か、主催した協会の問題か、それとも違うところから争いの要因になったのかを先に明らかにすべきでしょう。

W杯参加に関して、必死な度合いが日本とは違う国の方が多いわけですが、試合とは別の余計なプレッシャーを掛ける行為は、ルール外れの場外乱闘には違いないです。
実はトルコに限ったことでもないのですが、今回トルコ側の空港職員の到着した相手選手への挑発があったとか、競技場警備員も暴行に加わったとなると、「本人と民族のプライドにかかわる。そこまでやるな」と思えます。
そこまで必死にならなくてもいいと思う日本のファンて、まだまだ甘いなどという意見を時々ネットとかで見かけますが、問題の本質からズレた、そんな浅はかな考え方はお門違いってもんです。
場外乱闘無しの、日本のサッカーファンの態度はフェアだという評価を世界的に得てもいるのです。(<この部分、ちょっと誇らしい)
これは、明らかに過熱気味な状況に「行き過ぎだろ」って見直したい部分が、サッカー界全体にあるということなのではないでしょうか。

  ハンドクラフトの秋 2005年11月15日(火) none
mikaeriotoko.png 240×350 13K 先日デパートの北海道物産展回って、大好物のロイズの「クルマロチョコ」買ってハイになりました。くるみとマシュマロってチョコに合うなあ。

最近ハンドクラフト熱がまた上がっているので色々手芸店を回るのですが、東京に行くと割とよく足を運んでいた大型手芸店「ユザワヤ」が10月末福岡でも開店してまして、「こらしめに参ろう」と物産展詣でのついでに寄ってみました。東急ハンズが無い土地の者としては材料系の店ができるのは嬉しい。
感想としてはうーん、規模は東京の本店と比較にならないくらいコンパクト。扱うコーナー的にバラエティに富むのはいいんですが、材料の種類が限られてましたねえ。他の追従を許さないという規模ではなかったです。まあ、福岡にもオタキッシュなフィギュア&模型専門の店がいくつかあって材料はそこにあるものの、こういうふうに一箇所で沢山のアイテムが手に入ったら便利かなあと思っていました。
でもユザワヤで偶然、友達の漫画家、友井美穂さんと久々に出会って、そっちの方が嬉しかったり。彼女は専門学校の講師もされているんですが、生徒さん達とメイドカフェに行った話を聞いたりして面白かったなあ。オタクなタイプ以外に、結構普通に年輩のおじさんも来店してたとか。

結局、季節的にフェルト用の羊毛とかチビチビ買い足してるんで、やっぱりお買物して帰りました。フリース素材見てたら欲しくなって。
ハンドクラフトの材料って、自分の目で見たり手にとって調べないと作りたいイメージが膨らまなかったりします。色も感触も大きさも触れてこそだな。そういう意味では素材とのふれ合いだけでも結構楽しかったかな。

絵は内容無関係らくがき。

  過ぎたるは及ばざるが如し 2005年11月09日(水) none

boya1.jpg 250×240 13K 日テレで「理由」をドラマ仕立てでやるというので観ました。変な脚色が邪魔でした。宮部の原作の面白さも出ないし、私の好きな寺田農を狂言回しに使うだけで、展開をわざわざ分かりにくくしただけでした。あーあ、原作読んだ時とても面白かったし、好きな俳優いっぱい出てたのに。そのまま映画を流す方法を採らなかった企画部の勇み足だけ、感じました。
あんまり余計なイジリ方をしないでストレートに見せた方が吉、ということをはっきり見せてくれた印象でした。

ちょっと話はずれるのですが、デパートの物産展でお弁当を買った時、オムライスにシーフード入りのホワイトソースを別添えしてあって、食べる際にソースをかけて暖めるものがありまして。目先を変えようというアイデアだったのでしょうが、基本のオムライスは可もなく不可もなくの味。ホワイトソースをかけてもそれは代わりません。普通のオムライスを何とか目立たせようとしただけの印象でした。
基がよければしないでいい小細工だな、と思うだけでした。

今の時流では、何事も派手に印象付けないと、誰かの足を止めたり手にとって貰えない風潮とかはあるのでしょうが、もし気長にやるつもりがあれば、基本的にいいものは、ちゃんと評価されるんだけど、と思います。
今は情報があふれすぎているんだろうか。でも、情報だけ追っかけているスタンスでは、自分がいいものを選ぶアンテナの感度は上がらないんだけどな。

ついでにいつもの内容関係なしのらくがきは、Photoshopのフィルタで雲模様をレイヤー3枚ほど色違いで重ねてトーンカーブで色の調整してバックにしました。いや、どんなんなるんかなという、お試しで。これ、彩雲という紙の模様に似てるなあ。
それだけじゃ何なので少女漫画を意識した男の子を描いてみました。少女誌では多いんですが、こういう塗り方、アナログじゃ殆どしなくなったなあ。
ちなみに今アナログで絵を描くとき、よく使う画材はファーバーカステル色鉛筆(ドイツのもの。ヨーロッパ画材は日本のものと色が何か大きく違っています)、ルマ水性カラーインクくらい。にじんだりかすれたり色むらが出る画材が面白い。

  ケーキ作り挑戦中 2005年11月04日(金) none
whip.gif 200×164 14K 毎回生地の出来が微妙に違う私のスポンジケーキ作りですが、出来映えの安定性を求めて色々レシピとか作り方を変えて試行錯誤中。
で、全卵の共立て法は大体コツも掴んでうまく作れるようになったので(泡立てた卵に爪楊枝を1.5cm刺すと立つのが目安とか。まあ私のも立つんですが、目で見ても何となくこのくらいの泡立ちという頃合いが分かってきました)、少し食感が違う、卵黄・卵白別立て法もやってみました。

共立て法はあの(背後から跳び蹴りをかましたい駄ジャレを言う後藤アナが司会の)「きょうの料理」で泡立てと粉の混ぜ方のコツを見て以来、冷めても18cm型で5.5センチの高さは出るようになりました。これは講師は藤野真紀子氏ではない女性で、その方のポイントの指摘と説明が分かり易かったんです。粉は素早く混ぜて、よく言われる「切るように混ぜる」だけでは案外混ぜ足りないものになるとか、目から鱗のアドバイスがありました。ちゃんと泡立てれば案外泡は潰れず、混ぜ残しが無いように注意してよく混ぜてキメが細やかになるものだと分かりました。見てよかった。(でも番組アナ達の駄ジャレはイラつくだけで邪魔。スナイパー気分で見てます)

大体M卵3個と小麦粉90gと砂糖90g、無塩バター10〜30g(お好み)の基本の標準的な配合で、ミキサー不使用、手で泡立ててますが(< たまに作るケーキですから、あんまりハンドミキサーを買おうと思わないだけです。まあホイッパーでやっても成功したんでいいかと。やはり料理人が使うデザインのホイッパーは持ちやすいですね)、最初はレシピ通りに作って、上手くいったらコーンスターチ配合したり、色々アレンジします。
小麦粉の一部をコーンスターチに変えるやり方は、確かに焼きたてフワフワになって軽い食感になったけど、飾る為に冷ますとフワ感が落ちて食感が変わるみたい。これは少量作ってすぐ食べた方が美味しいかな。

卵を別立てにした、「水入りスポンジ」というのはネットで知りました。検索してレシピと作り方も判りました。
サイトを見て初めて作ってみると、珍しく最初の1回で成功しました。焼いてみると高さは4.5cmくらいですが、ふわっと柔らかくきめ細やかな、適度にしっとり感のあるケーキができて、母も好きな味だと言ってくれました。うーん、これからはこのレシピでいくかな。

|過去ログ| 200308 09 10 11 12 
200401 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200501 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200601 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200701 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200801 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
200901 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
201001 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
201101 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
201201 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
201301 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 
201401 02 05 
201503 
201907 

一覧 / 検索