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かわみなみ の日々の雑感群
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  最後まで何が起こるかわからない 2006年06月28日(水) none
toti.png 230×250 7K イタリア対オーストラリア、本当に最後まで何が起こるかわからないなと思いました。
試合の主導権はオーストラリアが握っていて、これはオーストラリアは焦らずしのいで、延長で一気に片を付ける気だなと思っていたところにPK判定。(審判が下したマテラッツィの赤紙退場は行き過ぎ?と思っていたので、あそこに来てのPKは帳尻合わせかなあ?とも思ってしまいましたが)

トッティが蹴る前に、今までイタリアはワールドカップで、こうした場面でPK外したことが何度かあるからなと私も緊張していました。
正直、私はトッティはそれほど好きな選手でもないのですが、あの場面にかかってたプレッシャーの大きさは相当なものだったはずで、よく冷静に決めたなと思いました。素晴らしい。(流石に、あの場面ではチップキックでループシュートとか、冗談でもやらなかったね、トッティ)
ここは私はイタリアに勝って欲しかったので劇的な幕切れに興奮しました。
オーストラリアは本当に強いし、よくやったと思います。個人的な思い入れでは、私が大好きな(※)ニースケンスの姿をチラッとでも、もっと見たかったのですが、私は今のオーストラリアのサッカーは好きではありません。
当たりが強いのはオージーボール(オーストラリアンフットボール)の影響みたいに見えて、実際はヒディンクのイケイケ強気の現れかもしれません。
後ろからの汚いタックルが多いのは嫌なんです。02年日韓大会の時の韓国も目に余るファウルが多かったのですが、ヒディンクが監督でなくなったら、そんなラフプレーは減ったんですよね。
戦術眼が確かで名采配で知られた勝負師かもしれませんが、勝ち抜く為に効果的とはいえヒディンクの指導で増える、後ろから削るサッカーを私は好んで見たいとは思いません。
(※ニースケンスはアシスタントコーチの人です。ヒディンクの隣でオーストラリア国歌を歌っていた細身のおじさん。ちょっと英国人風の顔立ちのオランダ人です。長くクライフの右腕と言われ、78年大会決勝で接触プレーの後、口から血を流しながら頑張っていたのにも現れているのですが、彼には「闘将」というコピーが付いていました。バルセロナでも活躍しました)

スイス対ウクライナは私はストレートに強いと思えるスイスが勝つと思っていました。スイスはW杯初の無失点敗退だそうです。こういうこともあるんですね。

ニースケンス以外にも懐かしい名前とかを耳にする大会ですねえ。グループリーグで敗退しましたが、ポーランドのスモラレクという名前も私には懐かしいです。この人、フェイエノールト時代の小野のチームメイトだそうですが、今大会でやっとちゃんと姿を見ました。私、この人のお父さんのプレー、昔、TVで観ました。82年大会に出た有名な選手ですよ。息子の方がイケメンですね。
ウクライナの監督ブロヒンも、オランダ監督ファンバステンも私には選手時代の思い出が沢山蘇っているんですが、長くなるので、それについてはまたいつか。

  Show Must Go On 2006年06月24日(土) none
namegon.png 250×200 9K ブラジル戦の後、思いきりガッカリしていました。
夜中の2時にお風呂に入って、朝の6時は顔が汗か脂かベタベタしていました。
世界の強豪達も、今まで散々こんな思いをしてきて、嫌と言うほど酷い目にあって、強くなっていったわけですから、日本はまだまだ修行せいよ、ということなのでしょうね、きっと。
あのチェコがグループリーグで敗退してしまうのですから、W杯は簡単には勝てないのです。私がオーストラリアより上だと思っていたクロアチアだって、勝ち抜けなかった。この点はオーストラリアは見事と言う他ありません。<ヨーロッパで戦い抜いてる選手ばかりだとしてもね。

でも日本は、ジーコの言う「試合展開を個々の選手の技量に任せられる」レベルではありませんでした。私はもうそのレベルにあると思っていたのです。でもまだまだ未熟な点が沢山あるのがはっきりしました。

これで日本のサッカー人気が落ち込む、とか一部のマスコミは煽り立てて書いてますが、そんなことは気にせず一から出直しです。
無駄に焦りや危機感を煽ったって、そういうスタンスのマスコミが日本のサッカーに貢献すること、ないですからねえ。もうつまらない煽りは無視。先をもう少し落ち着いて考えましょう。
あまりサッカーの現状に詳しくない、でも仕事だから記事を書くマスコミの記者さん達は、記事を読ませようと思ってそういう煽り方をします。
でも○○ジャパンだのと騒いで盛り上がるのは、ただ世間一般的に、「祭をネタに盛り上がって楽しむ」ための行動なんです。イベントの域の事なのです。
お祭りの時だけ自称ファンが増えるバブルな現象。これは日本にいつもある、ブームに乗っかる風潮で、実質的なサッカー人気とは実はあまり関係がないんです。
あーこれ、サッカー人気だけのことじゃないかも。オリンピックとかでもそう言えるかな。
そんな一時の現象をサッカー人気だなんて思っちゃ、認識、甘いですよ。というか、マスコミってそれがブームに過ぎないと分かっていて、人気が落ちるとかワザと書きますよねえ。そりゃ、あざといなあ。

元々日本代表の基本となる、Jリーグを注目していない人ばかりなんだから、サッカー人気自体は低いんですよ。W杯が終わり、Jリーグが再開されたとしても、騒いだ人は最初から一時期のお楽しみなので、その後もJリーグで楽しんだりはしないのです。サッカーファンとしてはまあ寂しいけど、それは現実。
その騒いだ人の中の、ほんの一握りがサッカーに親しんでいくなら、めっけもの、それくらいの感覚でサッカーファンは世間がブームに乗ってお祭り騒ぎをしているのを、また楽しんでいるんですよ。

さも識者が「サッカー人気低下」を恐れていることのように書いていますが、実は世の中こんなもんです。夜も昼もサッカーのことばかり考えてるファンは日本には、まだ思ったほどはいないんです。
ブームに乗っかって騒ぎたい人は、日本代表が強くなりゃ、また騒ぎますって。
でもそれは別に「常時サッカーのファン」てわけじゃないですから、まあそんなもんだ、くらいの認識でいいんです。

で、普段からサッカーが好きな人は、この後も変わらず応援していくだけなのです。
また4年後、頑張りゃいい。4年で間に合わなかったら8年後だ。世界のどこもそうやって痛い思いをして強くなっていったんだから。

日本のサッカーがプロ化してわずか10年ちょっとでこれほど成長した事も凄いとは思いますし、多分古い時代の日本のサッカーをあまり知らない方は、大きな挫折を「ドーハの悲劇」くらいしかご存じないでしょう。(だってこればっかり取り上げられますから)でもそのプロ化の前に「ドーハの悲劇」級の壁はいくつかあったんですよ。だから、どこの国もこういう授業料を何度もきっちり取られながら成長していくのが当たり前なんですね。
すごく嫌なことを言いますが、多分これからも「高い授業料」を日本は何度も払うことになると思います。仕方ないです。でも嫌だわあ…。けど仕方ない。でもやっぱり嫌…(以下略)。

個人的に、これから日本には今いる人達よりもっとタイプの違うフォワードが出てくればいいなと思いました。
それは何も日本にいない「重戦車」と形容されるようなパワーシューターとかじゃなくていいんです。例えばスペインのビジャみたいに、体格は日本人並みでも、前でクロスを貰って決めたり、中盤からのパスが出てこなかったら自分で打てる場所を狙って動くとか、中盤から持ち込んで決めたりと、色々な手を同時に持ってて、その場に応じて出してくるタイプとかがいいなあ。
日本のFWは前線であまり大きく動かない、球の待ち受けタイプが多いですからね。中盤を抑えられたら手も足も出ない、そんなんじゃ困るので。自分である程度何とかしちゃうって人が、そろそろ前衛にも欲しいです。

日本代表の皆さん、お疲れ様でした。
さて、サッカーファンの祭典、W杯はまだ終わりじゃないです。次は決勝トーナメントです。これは全ての試合が「もう後がない」状態です。
引き続き私は、ボロボロになって観戦します。

  ブラジル相手に勝って欲しい… 2006年06月19日(月)19:13 none
rona01.png 108×135 6K クロアチア戦、苦しい闘いになるのはずっと前から分かっていたし、日本の不得手な4バックで戦うし、そういう意味ではスコアレスドローよりは悪い結果も予想していたのですが、ここまで戦ったならやはり勝利を望むものです。勝てた試合だと私も思います。
次はブラジル。あのブラジル。でも勝ってほしい。グループリーグ突破の前に、勝利して欲しい。戦力差とか色々なものを抜きにして、応援する者としては勝利を願って念を送り続けるのみです。
しかしF組って、蓋を開けてみればブラジルは別格として残り3チーム、実力拮抗だなあ。

個人的に、明石家さんまに限らないんですが、賑やかしでゲストに呼ばれた人でも、もっと適切なコメントを用意してほしい。自分の個人的な思い出や思い入れを話すだけなら、好きな人が読みに来れるブログで充分ですが。
少し歳が下の私から見ても、TVでコメントするには、さんま氏の持ってるサッカー情報が古すぎるのが気になるんですよ。(<さんま氏のファンの人、すみません。でも、正直に言いました)
TVの中継はサッカーファンだけが観るわけじゃないんです。だから、「俺は今は伝説化しちゃったスターを知ってる世代」と自慢げですが(知ってること自体は、自慢するという性質のものではなく、個人の事情なんです。全く個人的な思い出と思い入れと知識の量の問題です。そのお披露目は個人ブログとかで言えばいいものです)それより、出ている国のサッカー事情と今の国の状勢がどんな具合に結びついているかを紹介するだけでも、一般的な視聴者にとって頭に入っていき易いと思うんです。
さんま氏、ドイツ代表ファンを名乗る割にブンデスリーガ観てないのが分かるし。今の、イランやトルコ系移民とドイツの社会事情の上での関わりを知らないみたいですが、ブンデス観てたら現代ドイツ事情として少しずつは知識が入って来そうなんですよね。この人、欧州三大リーグファンで、Jリーグも観ないもんなあ。
それを言うならサッカーファンにハァ?と首を傾げさせ続ける香取慎吾はどうするよって感じですが。単なるマスコットにしても勉強不足も甚だしい。

適当にロナウジーニョをらくがきしていたら、柴田理恵になっちゃったよ、ガックリ。

  お詫びです。メールのお返事が書けません、申し訳ありません 2006年06月18日(日) none
現在、文庫本「ダイヤモンド・ガイ」が出た頃くらいから本当に沢山のメールをいただいております。ありがとうございます。

最初、時間が出来てからお返事を差し上げたいと思っていたのですが、ワールドカップの熱戦とともにメールの量が一段と増え続けまして、正直、もう一人一人の方にお返事を書ける時間はみつからない量となっています。
最初の内はメールをいただく量も、4年前と同じくらいだと思っていたのですが、今大会の方が比較にならないほどのコメントをいただいています。

大変申し訳ありませんが、個別のメールのお返事は事実上難しいので、また時間を見つけまして、まとめての対応ページを作ることでお返事にかえさせていただきたいのです。失礼ご容赦下さいませ。
web拍手の返信コメントみたいな感じでしょうか。いつ出来るかも申せませんが、RANZOのtopページにあるのはメールフォームで、web拍手ってRANZOには置いてないので、どうやるのか、ちょっと他のサイトさん見て研究しようかな。

いただいたメールは全てありがたく、そして楽しく読ませていただいています。
お返事を気にしないという方がまたメールを送っていただけるのでしたら、大歓迎です。図々しくて申し訳ありません。

そういえば、この日記ページのカウンタもよくよく見れば、すごく回ってますね。さすが世界のお祭り・ワールドカップです。
この日記は今、ろくに更新していないのですが、本当は書くことはサッカーだけで山ほどあるのです。年末から週1〜2週1くらいのペースに落ちてしまいましたが、この頃はもっと書けたらいいなと思います。

皆さん、フラフラですか? 私はもうボロボロでフラフラですが、「これは4年に一度の贅沢」と、日々、気持ちだけは妙にハイです。

でもグループリーグ中はロクに何もできていません。夜中の4時にイカとジャガ芋の煮物なんか作っている有様です。いえ、出来るときに家事をやらないと家の中が回らないのです。ゆっくりTV観戦できないのです。
連日変な時間に食事を作り置きしておいて、お風呂に入って、などとやっています。開幕以降、うちは夜じゅう窓の明かりがともっている筈です。
試合中も片手間に、例えば暖房器具など掃除してから片づけたいと思って、ネジを外してカバーを開けて掃除しながらTVを観てるんですが、つい手が止まります。
ビデオデッキが古くて留守録が今ひとつ完璧でないので、もうリアルタイムで観てます。< どうせ気になって夜中起きてしまうし。

この時差はつらいわー。でもですね、どのチャンネル回してもサッカーの話題のTV番組やってるって、昔日本で取り上げてもくれない時に、現地に大会を見に行った時以来のことなんですよ。現地はさすがにどこのチャンネルでも、ずーっと大会の話。
4年前は自国開催だったから分かるとして、今回、遙かドイツでの、地元以外の試合結果もこんなに早く取り上げてくれるなんて、嘘みたいだと思っています。
サッカーファンとしてはフラフラでも、今、楽しまずして、いつ楽しむというのでしょう!

※らくがき絵はさすがに眠くて描けないです。今日はこれで精一杯。

  次こそ頑張って 2006年06月13日(火)23:32 none
gakuri.gif 250×200 8K 古いデッキでもちゃんと録画は出来ていたのですが、このビデオ、後で見返さない気がするなあ…。

ヒディンクのそばに私の大好きなニースケンスが座っていた…。

試合後TV前に座り込んでいて、ゴミ収集の車が通り過ぎて初めて、ゴミ出しを忘れていたのを思い出しました。

  開幕しちゃった 2006年06月11日(日) none
rensyu01.gif 200×200 2K W杯期間中の私は、フツーではありません。
既に時差ボケ入ってますし。
私の場合、優勝予想はしても、どーせ当たらないからなあ。今まで必ず予想とは違うところが優勝しました。そんなわけで、ブラジルは私も最強に思えるけど、なんとなく今大会は勝たないかも、そんな気がする、くらい言っておこう。
最強チームが、もっとも魅力あるサッカーがそのまま優勝に結びつくとは限らないのです。
いいんですけどね、どこが勝っても、勝たなくても。そのサッカーの魅力が後まで人々に語り継がれればそれ自体、価値あること。

ただ今、早速酷使に耐えかね、S-VHSビデオデッキが壊れました。古いものとはいえ、「よりによって今?」と無機質相手に怒っています。
日本戦は念のためサブの古いデッキで予約入れておくとして、早急に長年買うのを延ばしていたDVDレコーダーを買いに行くしかないようです。

開会式にタルデリやアントニオーニがいて、ベルゴミがまだ若くて、なんか、一人で大騒ぎでした。日本でもお馴染みのレオナルドはいつ見てもダンディ。アルゼンチンの最前列にケンペスがいたなあ。私、解説者より先に見つけてしまうんだなあ。33年もサッカー見てきた者には、誰が誰だか分かるのですが、今の若いファンはあまり知らないんだろうなあ。

絵は何の関係もないけど、どれだけ早く描けるかなって思っただけのものです。人物の回りを白く抜く技がどこかのサイトさんのページに書いてあって、その抜き書きのメモが出てきたので、やってみただけなのでした。ホント、これはノートの端のらくがき。
私のノートは端っこが、こんならくがきで埋まっていました。

  風邪をひいてまして 2006年06月06日(火) none
ここ数日、養生しておりました。といっても、ただ、ペットボトルに水を入れて布団に入って、そばにティッシュとごみ箱を置いて寝てただけです。
昨日の夜は熱が夕方から上がって平熱より一度五分高かったのですが、今は五分下がって、気分も悪くないので、このままで治ると思われます。

久々の風邪らしい風邪ですが、もっと酷い状態のに比べればマシだと、病院に行かず、薬も飲まず、ただ安静にしていました。私は風邪では病院に行かないし、よほど症状が悪化した場合を除いて風邪薬も滅多に飲みません。
私が子供の頃亡くなった、母方の祖父は、内科・小児科医でした。その祖父が、風邪は安静にしていれば自然に治ると言ったのを覚えています。必要ではない抗生物質を患者に出すのも嫌いな人でした。
一般的な風邪薬は基本的に対処療法に用いるもので、症状の緩和は出来ても、根本のウィルスには効果がないものだそうです。もし時間が許せば、無理に症状を抑えて仕事や学校に行くより、大人しく寝てる方がずっといいのだそうです。
自分が仕事をしている時は、その直す時間がなくて、咳止めなどを飲んで無理矢理起きて仕事をしたりしましたが、今はそれはしてないですね。安静にしていれば1日ずつ楽にはなっているので、体力を使う掃除類の家事は後回しにするけど、ちょっと起きて味噌汁を作ったりは出来るから、必要最小限の事をやって早めに寝る、というのを心がけています。

熱が下がり始めたら実行できる、脇の下とか四肢の付け根に冷却用のグッズ(保冷剤でもOK)を挟んだり置いたりして熱を一気に下げる方法はあります。でも今回はそれをやるまでもないなと思います。まだ熱は少しありますが、既に気分は悪くないし。何もしないでも寝てれば明日はもっと楽になるでしょうから。
他にも「熱が上がっていくときは解熱剤を飲むな」とか「喉の炎症を抑えたいなら、常に水分をなめるくらいの量でも採り続けた方が効果的」とか、後が楽なように直すコツがあるのですが、基本的に、症状を押さえ込んで無理に早めに起きるより、時間はかけて風邪を直した方が身体に楽なようなので、早く治るコツというのはないようです。

で、今日は冷蔵庫で冷やした林檎をすり下ろして食べました。別にそこまで喉は痛くなくなってますが。子供の頃よく食べてて、何か、すったリンゴも好きなんです。

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