★☆★ 祝 ★☆★ なでしこ♪おめでと〜〜〜〜〜〜う女子ワールドカップ優勝しました。なでしこ、おめでとう。ありがとう。
あきらめない奴のところにボールは転がってくるんです。そう言ったのはETUのFW堺選手です(@GIANT KILLING)。諦めたらそこで試合終了ですよね、安西先生(@SLUM DUNK)。
やってくれると期待しまくりでいたのですが、でも観てる間、もの凄く怖かった。
ほんとのところ私は、延長後半で一点差の時、あと3分しかないよ〜と声がヨレヨレでした。何とかして、何とかしてくれと、焦りまくっていました。なでしこの方は最後の最後まで冷静でした。
ああいう時によく決めるなあ、澤。うほぉおおお〜〜〜ホントに入った〜〜〜!!!と、ただただ奇声を発しておりました。
PK戦になった時、よくここまで粘った、それだけでも凄いと思いつつ、ここまで来たら勝たなきゃと、やっと観てる私も気持ちが定まりました。PKが始まる時には私もそれまでの不安が消えて、勝つという気が(やっと)してきました。
海堀すごーーーーーーーい。ああいう倒れながらも足で弾き出すセーヴィングをイタリアのブッフォンが何度かやってるので、「ちっちゃいブッフォンじゃ〜ん」とバチバチ拍手しながら言ってました。
優勝が決まった瞬間、わけわからないほど晴れやかな気持ちになって、これが「歓喜」なのだな、自国が優勝するって、こういう感じなんだと思いました。
嬉しくて嬉しくて、試合が終わっても、まだ観る、まだ観ると言いながらTVリモコンのボタンを押しては各局のニュース巡りをして、優勝の映像を繰り返し何度も観ました。飽きな〜〜い。
勝った今だから言えるんですが、U.S.A.は何度突き放そうとしても追いついてくる、その日本からのプレッシャーは大変なものだったと思います。正直、実力はまだまだU.S.A.のが上だと思うので。多分、10試合すると7割方、U.S.A.が勝ってしまうんじゃないかなと今も思います。だから視点を変えてみると、あのU.S.A.相手に前半よく無失点でいられたなとも思えます。
前半は、うわ、U.S.A.メチャ強っ!と思ってました。フィジカルだけでない、技術もしっかりあって前線からのプレスが半端なくて、なでしこは展開を抑えられていましたから。「ワンバック、簡単に抑えられないわ、これは」と思ったし、澤にはマークきついし。
でも今のなでしこ、きついマークの中でのポジショニング、とても上手いなあ。すごいや。2人くらいに付かれても結構前に出ていく選手、多いんだよね。それとディフェンスは日本の方が上手いな。
なでしこ、ありがとう。おかげでこの1日、何をやっても楽しかった。
なでしこの試合と同時に行われていたコパ・アメリカの「ブラジル対パラグアイ」も気にして、時々2画面で観たりしてたんですが、こちらも延長の末、王者ブラジルが敗れました。
おお、こんなところでやられたのねとは思うのですが、私はこれは意外だとは思いませんでした。
私は今のブラジルチームでGKのジュリオ・セザール(長友のチームメイトよ)が一番好きなんですが、ブラジルのキッカーが一人もPK成功してないんじゃ、ジュリオが頑張っても仕方がない。ブラジルは若い、世代交代途中のチームです。4人が続けてPK失敗したのも若いチームにはあるよなあと思いましたし。
だってパラグアイはもうここまで来たらやることは一つ、と腹が据わってたし決意を持ってPK蹴ってたもん。相変わらず粘るなあ、しぶといなあパラグアイ。
ブラジルは経験すべき経験をした、という印象です。このチームはこれからです。次に観る時はもっとチームとして成長していると思います。
ついでにあの、そのまま「北斗の拳」のケンシロウに片づけられるエキストラが出来そうなモヒカンも改善されるといいけど。あのね、流行っても似合ってもいないから。あれだと、お利口そうに見えないんだよなあ。
また、別の強豪アルゼンチンの敗退も、延長戦の末PKで敗れるパターンはブラジルと同じですが、こちらは世代交代がうまくいってない方の問題を抱えていました。
それにどうもメッシは代表でうまくいかないのは、自身のスタイルに固執しすぎるきらいがあるからかもしれない。メッシへのお膳立てが死ぬほど巧みなシャビやイニエスタはアルゼンチンにはいないので、メッシも、もっと動き方を変えないと駄目なんじゃない? どうもメッシ頼みのサッカーはアルゼンチンサッカーの面白さとは繋がらない気がしますよ。
なでしこ、帰国したら沢山TVに出ると思うけど、そうやってお小遣いを彼女らに沢山あげましょう。次に繋がるくらいにスポンサーがいっぱいついて、今後お金を出してくれると、また我々ファンは期待をつなぐことができます。
だって、オリンピックも勝って欲しいんだもん。
またこんな気持ちを味わいたいんだもの。